「パートナーの不倫が発覚して毎日涙が止まらない」「不倫カウンセリングを受けようか迷っているが、勇気が出ない」とお悩みではないでしょうか。
一方で「不倫関係をやめられず罪悪感に押しつぶされそう」という方もいるかもしれません。
つらい気持ちをなかなか友人や家族には相談できず、一人で抱え込んでしまう方も多いでしょう。
この記事では、心理カウンセラーの筆者が不倫カウンセリングの内容や効果、具体的な相談先について丁寧に解説します。「苦しみから解放されたい」「誰かに話を聞いてほしい」と悩んでいる方は、ぜひお読みください。
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梅田ミズキさん
認定心理士、サービス介助士。大学で臨床心理学・産業組織心理学・発達心理学などを学び、卒業後は公的施設にて精神疾患の方のケアや介助業務、ご家族の相談対応などに従事しながら、ホームページ掲載用のコラムやミニ新聞を執筆。現在はフリーライターとして独立し、くらしにまつわるエッセイの執筆、臨床心理・発達支援・療育関連のコンテンツ制作および書籍編集に携わりながら、心理カウンセラーも務めている。趣味は読書、映画鑑賞、気まぐれで向かうプチ旅行。
不倫カウンセリングとは?
不倫カウンセリングとは「不倫問題に特化した心理カウンセリング」です。パートナーに裏切られた側も、不倫をしてしまった側も、誰にも言えない苦しみを専門家に相談できる場として、多くの人に利用されています。
不倫カウンセリングで相談できる内容
不倫カウンセリングでは、被害者側と加害者側の両方の悩みに対応しています。
- トラウマやフラッシュバック
- 夫婦関係の修復方法
- 離婚すべきか、関係を続けるべきかの判断
- 自己肯定感の低下や不安への対処
- 不倫関係をやめられない苦しみや依存状態
- 家族への罪悪感と不倫相手への感情の板挟み
- 自己嫌悪から抜け出す方法
- 関係を終わらせるための具体的なステップ
どちらの立場であっても、カウンセラーは、あなたの感情に寄り添いながら問題解決をサポートしてくれます。
不倫カウンセリングを受けるべき人のサイン
以下のようなサインが出ている場合、一度カウンセリングを試してみるとよいでしょう。
- 夜眠れない、または悪夢を見る
- 食欲がなくなる
- ふと涙が出てくる
- フラッシュバックで突然苦しくなる
- 一人で考えても答えが出ず、判断できない
- 誰にも相談できず孤立感を感じている
上記は、心が限界に近づいているサインです。一人で抱え込み続けると、うつ病など心の病気に移行してしまう場合があります。
「まだ大丈夫」と感じていても、早めに専門家へ相談して、心の負担を軽くするのがおすすめです。
不倫で悩む人が抱える具体的な悩みは?
不倫問題では、された側とした側で抱える悩みが異なります。ここでは、それぞれの立場での具体的な悩みを整理していきます。
パートナーに浮気された側の悩み
パートナーに浮気された側は、主に以下のような悩みを訴える方が多くいらっしゃいます。
| 悩みの種類 | 具体的な状態 |
|---|---|
| トラウマとフラッシュバック | 浮気の証拠を見た瞬間や、パートナーが嘘をついていた場面が繰り返し頭に浮かび、苦しくなる |
| 信頼の喪失 | 誰も信じられなくなり、パートナーだけではなく他の人間関係にも影響が出る |
| 自己肯定感の低下 | 「自分に魅力がないから浮気されたのでは」と自分を責めてしまう |
| 判断の迷い | 許すべきか、離婚すべきか、冷静に判断できない |
| 怒りと悲しみの混在 | 怒りと悲しみが同時に押し寄せ、感情のコントロールが難しい |

信頼していたパートナーからの突然の裏切りで上記のような感情になるのは、正常な反応です。カウンセリングでは、このような複雑な感情を一つずつ整理し、前に進むためのサポートをします。
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浮気をしている・してしまった側の悩み
一方、不倫をしてしまった側は、主に以下の悩みを訴える方が多くいらっしゃいます。
| 悩みの種類 | 具体的な状態 |
|---|---|
| 罪悪感と自己嫌悪 | 家族を裏切っている自分が許せず、自己嫌悪に陥る |
| やめられない依存 | 頭では間違っているとわかっていても、不倫相手との関係を断ち切れない |
| 二重生活の疲労 | 嘘をつき続ける生活に疲れ果て、精神的に追い詰められる |
| すべてを失う恐怖 | このままでは家族も仕事も失うかもしれないという恐怖を抱える |
| 孤独感 | 誰にも相談できず、一人で苦しみを抱え込んでいる |

カウンセリングでは、なぜ不倫関係から抜け出せないのか、その背景にある心理的な要因を探り、健全な関係性を取り戻すためのサポートを行います。不倫をしてしまった自分を責めるのではなく、その行動に至った理由を理解し、これからどうしたいのかを一緒に考えていきます。
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不倫カウンセリングで得られる具体的な効果5つ
「不倫カウンセリングを受けると、どんな効果があるの?」
この疑問を持っている方は非常に多くいらっしゃいます。ここでは、不倫の悩みをカウンセリングで相談した場合に得られる具体的な効果を5つご紹介します。
- 感情の整理ができる
- 冷静な判断力の回復につながる
- トラウマのケアができる
- 夫婦再構築の方法を得られる
- 具体的な行動方針がわかる
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
感情の整理ができる
不倫問題に直面すると、怒りや悲しみ、不安、罪悪感などの感情が一度に押し寄せ、気持ちの置き場がわからなくなる場合があります。
カウンセリングでは、湧き上がる感情を否定することなく、一つひとつ丁寧に言葉にしていきます。感情を整理する過程で「自分は何に一番傷ついていたのか」「本当は何を恐れているのか」と少しずつ気づけるのです。
冷静な判断力の回復につながる
感情が渦巻いている状態で、冷静な判断はできません。特に不倫問題では、感情と決断が密接に結びついてしまい、冷静さを保つのが難しくなります。
カウンセリングで感情を整理すると、状況を客観的に見つめ直す余裕が生まれます。その結果「夫婦関係を修復するのか」「離婚を選ぶのか」「不倫関係をどう終わらせるのか」などの重要な選択についても、感情に流されず、自分の価値観に基づいて考えられるようになるでしょう。
トラウマのケアができる
パートナーに浮気された側は、フラッシュバックや不眠などのトラウマ症状に苦しむケースがあります。カウンセリングでは、認知行動療法やEMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)など専門的な方法で、トラウマ反応の軽減を図ります。
回復までには一定の時間を要しますが、少しずつ安定を取り戻していけるのが特徴です。
夫婦再構築の方法を得られる
「不倫問題はあったけど、夫婦関係を修復したい」と望む方も多くいらっしゃいます。この場合、カウンセリングでは信頼回復の手段や効果的なコミュニケーション方法を学べます。
「どう話し合えばいいか」「信頼を取り戻すために何が必要か」などの具体的なステップを、専門家のサポートを受けつつ進めていけるのは大きなメリットです。
具体的な行動方針がわかる
不倫問題に直面すると「何から手をつければいいかわからない」と感じる方も少なくありません。感情が揺さぶられている状態では、冷静な判断が難しくなるのは自然な反応です。
カウンセリングでは、置かれている状況や気持ちを丁寧に整理しながら、いま優先すべきことや避けるべき行動、少し先を見据えた選択肢などを具体的に示していきます。
一度に答えを出すのではなく、ペースに合わせて段階的に道筋を描くため、無理なく前に進むことが可能です。
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不倫カウンセリングの種類
不倫問題に直面すると「どんなカウンセリングを選べばよいかわからない」と迷ってしまう方も多いものです。支援の形は一つではなく、状況や悩みによって適した方法は異なります。
ここでは、主な不倫カウンセリングの種類について紹介します。
個人カウンセリング・夫婦カウンセリング・カップルカウンセリングの特徴
個人カウンセリング
一人でカウンセラーと話す形式です。自分の感情を整理したい、パートナーには話せない本音を吐き出したい、今後の方針を一人で考えたいという方に向いています。
夫婦カウンセリング
夫婦二人でカウンセラーと話す形式です。関係修復を目指す場合や、お互いの気持ちを第三者を交えて話したい場合に効果的といえます。ただし、両者が参加する意欲があるのが前提です。
カップルカウンセリング
未婚のカップル向けのカウンセリングです。結婚前に浮気問題が発覚した場合や、同棲中のパートナーとの関係を見直したい場合に利用できます。
対面・電話・オンラインカウンセリングの特徴
対面カウンセリング
カウンセリングルームで直接会って話す形式です。カウンセラーの表情や雰囲気を直接感じられ、深い信頼関係を築きやすいメリットがあります。じっくり相談したい方におすすめです。
電話カウンセリング
電話で相談する形式です。顔を見られたくない、移動時間を節約したい、気軽に相談したいという方に向いています。匿名性が高く、心理的なハードルが低いのが特徴です。
オンラインカウンセリング
ビデオ通話やチャットで相談する形式です。自宅から相談でき、遠方でも質の高いカウンセラーを選べます。自分のペースで相談できるため、忙しい方にもおすすめです。
なお、料金は形式によって異なりますが、対面方式よりもオンライン方式のほうがリーズナブルな傾向があります。
“夫婦カウンセリング”と聞くと夫婦一緒に受けるものだと思われがちですが、実は大半の人が自分1人だけで受けています。
1人での相談は、相手のことを気にせず、まず自分に向き合い気持ちを整理できるのが大きなメリット。その後、必要に応じて夫婦カウンセリングや話し合いをするとなった際もスムーズに進みやすくなります。
悩みが大きくなる前に、プロに相談してみることから始めませんか?
不倫カウンセリングの選び方
カウンセラー選びは、カウンセリングの効果を左右する重要なポイントです。信頼できる相手かどうかの見極めが、夫婦関係改善への第一歩になります。
資格を確認する
臨床心理士や公認心理師などの資格を持つカウンセラーを選ぶと安心です。これらの資格は、専門的なトレーニングを受けた証であり、一定水準の知識と倫理観が担保されています。
不倫問題の専門性を確認する
カウンセラーによって得意分野が異なります。不倫問題やカップルカウンセリングの実績が豊富なカウンセラーを選ぶと、状況に即した現実的な支援を受けやすくなるでしょう。
口コミや評判をチェックする
実際に利用した人の口コミや評判を参考にすると、カウンセラーの雰囲気や対応がイメージしやすくなります。特に「話を否定されなかった」「安心して話せた」などの声は重要な判断材料です。
相性を大切にする
初回相談で「この人なら話せそう」と感じるかも重要です。安心感や信頼感は、夫婦関係の回復を支える土台になります。違和感を覚えた場合は無理をせず、別のカウンセラーに相談するなど、違う選択肢を検討しても問題ありません。
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夫婦カウンセリングに関するよくある質問
ここでは、不倫カウンセリングを検討する際に多くの方が抱く疑問にお答えします。
「夫婦カウンセリングは意味ない」って本当ですか?
夫婦カウンセリングの効果が出にくいのは、どちらか一方だけが参加している場合や、DVなど安全が脅かされている状況です。しかし、両者が真剣に向き合う意欲があれば、多くのカップルが関係改善を実感しています。
大切なのは、適切なタイミングで、適切なカウンセラーを選ぶことです。
気になる方は、以下の記事も参考にしてください。

「浮気カウンセリング」と「不倫カウンセリング」は同じですか?
基本的には、「浮気カウンセリング」も「不倫カウンセリング」も同じ意味で使われます。
「浮気」は未婚・既婚を問わずパートナー以外との関係を指し、「不倫」は既婚者の不貞行為を指す傾向がありますが、カウンセリングの内容に大きな違いはありません。
不倫カウンセリングの平均的な料金はいくらですか?
不倫カウンセリングの料金は、1回あたり5,000円〜15,000円程度が相場です。対面カウンセリングは比較的高額で、電話やオンラインは手頃な価格設定が多い傾向があります。
初回無料相談や回数券による割引を提供している機関もあります。なお、カウンセリングは保険適用外のため、全額自己負担です。
不倫カウンセリングで夫婦再構築はできますか?
夫婦再構築は可能ですが、両者が関係修復に向けて努力する意欲が必要です。カウンセリングでは、信頼回復の手段、効果的なコミュニケーション方法、許しに至るまでの心の整理などをサポートします。ただし、再構築には時間がかかると理解し、焦らずに取り組むのが成功のポイントです。

不倫カウンセリングで一人で抱え込む苦しみから解放されよう
不倫問題は、誰にも相談できず孤独を感じてしまう悩みです。
カウンセリングでは、あなたの感情を整理しながら冷静な判断力を取り戻し、具体的な行動方針を見つけるサポートを受けられます。被害者側も加害者側も、カウンセリングを通じて新しい人生の一歩を踏み出せるのです。あなたが抱えてきた苦しみは、一人で耐え続けるべきものではありません。「カウンセリングを受けてもいいのか」と迷っているなら、まずは「悩ミカタ」に相談してみませんか?
「関係を修復したい」「気持ちを整理したい」「離婚も選択肢に入れて考えたい」
どんな想いでも大丈夫です。
「これからどうするか」を見つけるために、まずは自分の心を整理しませんか?
専門のカウンセラーが、あなたに寄り添いサポートします。

