「婚活で成果が得られなくて疲れた」
「初対面の人と頻繁にコミュニケーションを取るのは疲れる」
「親からのプレッシャーに疲れた」
このように感じている方はいませんか?
婚活をしている多くの人が疲れたと感じています。
この記事では、婚活で疲れたと感じる原因と対処方法を解説します。
「結婚したいけど、婚活で疲れてしまった」方は記事を読んで、婚活疲れに対処しましょう。そしてスッキリした状態で婚活を再開できるように気持ちを整えましょう。
婚活が疲れたと感じているのは自分だけ? 約7割が疲れを感じているのが現状
「婚活に疲れた」と感じているのは自分だけではありません。約7割の人が婚活への疲れを経験しています。特に婚活疲れを感じやすいのは、婚活を始めてから3ヵ月未満の人です。
最初は「気合い入れて頑張るぞ」とたくさん活動するものの、徐々に疲れて活動頻度が低下してしまいます。最初からとばしてしまうと疲れてしまうため自分のペースで行いましょう。
また、相手が見つからず落ち込んで疲れてしまう方も多いです。
最初から相性のよい相手を見つけることは難しいため、時間をかけて出会うことが大切です。将来をともにするパートナーなので焦らず探しましょう。
婚活を疲れたと感じやすい人の特徴とは?
上記のように、婚活に疲れたと感じる人は多数います。では、どのような人が婚活疲れを感じやすいのでしょうか。主に3つの特徴があります。
- 結婚に焦りすぎている
- 相手に対する理想が高すぎる
- 時間と手間をかけすぎている
以下で具体的に解説します。
1.結婚に焦りすぎている
周囲の友人が次々と結婚していると焦ってしまいます。親から「早く結婚しなさい」と言われることもあるでしょう。しかし、結婚は生涯付き添うパートナーを決める大事な節目なので、焦らずしっかり考えましょう。
また、結婚した夫婦の平均交際期間は4.3年と長く、出会いから結婚まで時間がかかっています。結婚はゴールではなく、結婚後に幸せに暮らせることが大切なため、焦る必要はありません。
参考「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」
2.相手に対する理想が高すぎる
相手に対する理想が高すぎると、婚活が長くなり疲れてしまいます。完璧に自分の理想通りの人を見つけるのはほぼ不可能です。
相手が理想から外れているから婚活の対象外にするのを繰り返していると、婚活は長引きどんどん疲れてしまいます。
そのため、絶対に譲れないポイントを1つか2つだけ決めておいて、ポイントを軸にして婚活をするのがおすすめです。
3.時間と手間をかけすぎている
時間と手間をかけすぎることによって、婚活に疲れてしまうケースもあります。婚活をしているとさまざまな人と出会い、連絡を取りますが、すべての人に丁寧に対応するのは大変です。
また、仕事後に婚活デート、休日に婚活パーティのような生活を繰り返していると、ずっと気を張っているため疲れてしまいます。そのため、自分が求めている条件と異なる方は、早めに断ることも必要です。
婚活を疲れたと感じてしまう5つの原因とは?
婚活を疲れたと感じてしまう原因は5つあります。
- 初対面の人と頻繁にコミュニケーションを取るため
- 休日の予定が婚活で埋まっているため
- お金と時間をかけても成果が表れないため
- 成果が表れずに自己肯定感が下がるため
- 周囲からのプレッシャーで焦っているため
下記で具体的に解説します。
1.初対面の人と頻繁にコミュニケーションを取るため
婚活の場で、初対面の人と頻繁にコミュニケーションを取ることに気疲れしてしまう人も多いでしょう。初対面の人に対しては、自分をよく見せようとする傾向があります。それをずっと続けるのは疲れてしまうでしょう。
また、さまざまな性格の人がいるため自分と相性が合わないと疲れてしまいます。
例えば「よくしゃべる人」「無口な人」「自分の話しかしない人」などいろんなタイプの人がいますが、コミュニケーションが取りづらいと疲れを感じる原因になります。
会う前に連絡を取り合うなかで、どのような性格かなど聞いてから会ってみるのもおすすめです。
2.休日の予定が婚活で埋まっているため
焦りから休日を婚活に費やしてしまうのも気疲れする原因になります。婚活でよくあるのが、いいなと思った複数の人との連絡を同時進行することです。
気疲れもして膨大な時間も費やすため疲れてしまいます。そうすると、自分の趣味の時間などが減ってしまいストレス解消ができません。
まずは、自分の心を優先してストレスを解消するために趣味などの時間を作りましょう。心が疲れていると、婚活の目的を忘れてしまうため焦らずゆっくりと行いましょう。
3.お金と時間をかけても成果が表れないため
婚活にお金と時間をかけたのに成果が表れないと疲れる原因になります。婚活パーティーに参加したり、実際に相手と会う際には時間とお金がかかります。多くの人と会っているのに、お金と時間ばかりが減っていくと心が疲れてしまうでしょう。
また、服装や化粧などに使うお金も少なくないです。
婚活でうまくいかないと「せっかく頑張って化粧と服装を考えたのに」とネガティブになってしまいます。
4.成果が表れずに自己肯定感が下がるため
婚活の成果が表れないと自己肯定感が下がります。例えば「連絡が返ってこない」「デートの雰囲気が微妙だった」などがあります。
ただ、「タイプじゃない人ばかりとマッチングする」「魅力的だと思った人とはほとんどマッチングできない」などの悩みは、運営サービスのカウンセラーに相談すると解決できる場合もあります。
また、理想やプライドが高いと、マッチングすることなく婚活期間だけが延びてしまうため、精神的に疲れてしまいます。理想やプライドは控えめにしておきましょう。
5.周囲からのプレッシャーで焦っているため
親から「早く結婚しなさい」と言われたり、友達の結婚ラッシュがプレッシャーとなり焦ってしまう場合があります。婚活がうまくいっていないときに、このようなプレッシャーがかかると余計に焦ってしまうでしょう。
早く結婚できても、よい人に出会えなければ結婚後の生活に満足できないかもしれません。急いでしまう気持ちはわかりますが、自分のペースでゆっくり行うことが長期的にもよい結果をもたらすでしょう。
婚活で疲れた場合の7つの対処法とは?
婚活で疲れてしまう原因を解説しました。では、実際に婚活で疲れている場合はどうしたらよいのでしょうか。対処方法は7つあります。
- 自分に合う婚活サービスを検討する
- 婚活日記を始めてみる
- 婚活で休日の予定を埋め過ぎないようにする
- 小さな成功体験に目を向けて自己肯定感を高める
- 婚活を楽しむ努力をする
- 思い切って婚活を辞めてみる
- ストレスの専門家に相談する
以下で詳しく解説します。
1.自分に合う婚活サービスを検討する
婚活サービスにはさまざまなものがあるため、自分に合ったサービスを利用しましょう。例えば、婚活サイトや結婚相談所、婚活パーティーなど種類だけでも豊富にあります。
いきなり初対面の人と話すのは苦手な方は婚活サイトから、話してみないとわからないと考える方は婚活パーティなど、自分の性格に合わせたサービスがおすすめです。
サービスは年々増加しているため、いろいろなイベントに積極的に参加して自分に合ったものを探してみましょう。
2.婚活日記を始めてみる
婚活日記を始めると自分がどのように婚活してきたか振り返ることができます。
- その日の出来事や相手の魅力
- 苦手だと思った部分
- 自分で話した会話の内容
- うまくいかなかった原因
これらの内容を書くことで分析できます。そうすると自分や相手を客観的に見られるため、「自分がだめだったのかな」と思い込んで婚活疲れしてしまうのを防げます。
また、自分の長所や短所を振り返れるため、婚活をどのようにするべきかわかり、今後の婚活に役立つでしょう。
3.婚活で休日の予定を埋め過ぎないようにする
婚活で休日の予定を埋めてしまうと、趣味などリラックスできる時間が少なくなってしまいます。常に気を張って、結婚に焦りを感じていると心が休まらないでしょう。
趣味やゆっくりする時間を作るなど好きなことをして、時々気分転換をするのが大切です。
逆に、休日を趣味の予定で埋めてしまうと婚活の予定が入れられなくなってしまいます。そのため、気になる人には何曜日が休みなのか聞いておくと、その日は空けるなどの対策が可能です。
予定を埋めすぎないためにも、相手の候補は絞りましょう。
4.小さな成功体験に目を向けて自己肯定感を高める
小さな成功体験に目を向けて自己肯定感を高めることが大切です。婚活がうまくいかないと自己肯定感が下がってしまいます。結婚という楽しいことを目指しているはずなのに、どんどんつらくなってしまうでしょう。
小さな成功体験とはどのようなことかというと、例えば、「相手の人が楽しそうに話してくれてた」「気遣いなど相手の人に褒められた」「服装がおしゃれ」のように、自分が褒められた経験に目を向けましょう。
結婚や付き合うまでいかなくても、褒められることはそこがあなたの魅力だといえます。
5.婚活を楽しむ努力をする
婚活で疲れてしまうときは、楽しむ努力をしましょう。「いろんな人と出会うことができる」「こういう人もいるんだ」と視点を替えれば自分の世界が広がります。
婚活は自分と向き合える期間でもあり、結婚したら婚活はできなくなります。既婚者の人は婚活できることをうらやましく思ったり、まだ相手が決まっていないことをうらやましく思う人もいます。
そのため、相手が決まっていないのは、幸せな結婚を選べる可能性に満ち溢れているということです。
6.思い切って婚活を辞めてみる
思い切って婚活を辞めてみるのも1つの対処方法です。「できることはすべてやってみたけどだめだった」「婚活するのが憂鬱」などの場合には、一旦辞めて好きなことをしましょう。
結婚はタイミングもあるため、いくら頑張ってもうまくいかない時期はあります。ただ、休むときは期間を決めることでメリハリをつけられます。
例えば、1ヵ月は婚活は休憩にして趣味の時間をたくさん作り、その後は婚活を再開するなど。
期間が設けられていないと「後でいいや」と後回しにしがちです。期間を決めて一旦辞めるか、完全に辞めるかのどちらかにしましょう。
7.ストレスの専門家に相談する
婚活によるストレスが強い場合は専門家に相談しましょう。
婚活疲れは「婚活うつ」につながる可能性があります。婚活うつとは、婚活で何度も失敗することにより自分に自信がなくなって、うつの症状が現れることです。
婚活の場は、自分の容姿、性格、学歴、収入などすべてをさらけ出したうえで、相手からお付き合いするか判断されるためストレスがかかりやすいです。
婚活うつにならないためには、まずは趣味に没頭してストレスを解消することが大切ですが、改善しなければストレスの専門家に相談してみることも大切です。
婚活を辞めてよかったと思うのは本当? メリットとデメリットを紹介
婚活を辞めることにより以下のメリット、デメリットがあります。
メリット | お金や時間に余裕ができる背伸びしなくてよくなる婚活疲れをしなくなる |
デメリット | 将来が不安になる周りからのプレッシャーを感じる自分磨きをしなくなる |
下記で詳しく解説します。
婚活を辞めるメリット
お金や時間に余裕ができる
婚活を辞めることで趣味や他のことにお金を使えるようになります。
婚活にはお金がかかるため、辞めることで経済的なメリットが得られます。仕事と婚活の両立は時間的にも余裕がなくなり大変です。そのため、婚活を辞めることにより自由な時間が増えます。
背伸びしなくてよくなる
婚活で見栄を張らなくてよくなります。できるだけ相手によい印象を与えようとするため、誰でも背伸びはしてしまうでしょう。
婚活を辞めることによりそこに労力を割く必要がなくなり自然体で過ごせるようになります。
婚活疲れをしなくなる
婚活がうまくいかないと精神的にも疲れてしまいますが、辞めることで開放されます。うまくいかないとネガティブ思考になりがちですが、そう感じてしまう必要がなくなるでしょう。
婚活を辞めるデメリット
将来が不安になる
「このまま結婚できないのでは」と将来が不安になることがあります。
しかし、婚活を辞めたことにより、自分の人生をポジティブに送れるようになれる面もあります。結婚は運とタイミングが大切なので、婚活をしていなくてもどこかでよい人と出会える可能性はあるでしょう。
周りからのプレッシャーを感じる
婚活を辞めることで周りからのプレッシャーを強く感じます。同年代の友達や親と結婚について話すことがあるかもしれませんが、「お付き合いしている人はいるの」と聞かれるとなんて答えたらいいのか不安になるかもしれません。
自分磨きをしなくなる
婚活中は理想の相手と結婚するために自分磨きをする人は多いです。婚活を辞めることによって、自分磨きをしなくていいやという気持ちになり、結果自分に自信を無くしてしまうこともあります。
婚活に疲れたら専門家に相談してみるのがおすすめ
婚活疲れを感じている人は約7割と、半分以上の人が感じています。なかには性格的に婚活疲れを感じやすい特徴の人もいるでしょう。また、初対面の人と頻繁にコミュニケーションを取ったり、成果が表れないことは婚活疲れの原因になります。
婚活に疲れてしまった場合は、専門家に相談してみるのがおすすめです。